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タイのスリトライが母国でWTCCデビュー

タイのスリトライが母国でWTCCデビュー

09/10/2015 06:00

今月末に初めてWTCCが開催されるタイ。地元出身の英雄が、レースに参戦することになった。

タイのトップレーサーであるティン・スリトライが、10月31日から11月1日までブリラムのチャーン国際サーキットで開催されるWTCCタイラウンドで、カンポス・レーシングのシボレーRMLクルーズをドライブする。

カートからツーリングカーレースに挑戦する26歳のスリトライは、ヨコハマ・ドライバーズ選手権でポイントを獲得することができる。スリトライは「素晴らしい機会」だと称した。

だが、WTCCではデビューとなるスリトライだが、先月のツインリンクもてぎでのJVC KENWOOD WTCC日本ラウンドをサポートしたIMSPによるアジアでのツーリングカーシリーズを制すなど、すでに名の知られた存在だ。

WTCCのフランソワ・リベイロGMは、「スリトライをWTCCに迎えることができ、何よりもチャーン国際サーキットでの初のタイでのWTCCに迎えることができて、我々は本当にうれしく思っている。ティンはツインリンクもてぎでの勝利でそのポテンシャルを示したし、WTCCタイラウンドへの参加は、タイの国民やメディアにさらなる期待と関心を生むだろう。そしてカンポスに加わることで、ティンは若いドライバーたちを育ててきた経験豊富なチームと仕事をすることになる」と述べた。

2012年のバンコクでのチャンピオンズレースでタイを代表したスリトライは、「母国でのWTCCに参戦する素晴らしい機会を得られて、すごくうれしい。ベストから学ぶための、本当に大きなチャンスだ。母国のファンの前で、カンポスのシボレーを経験できるのが楽しみだ。大変な挑戦であることはよく分かっている。でも、将来的にWTCCにフル参戦できることを願い、ベストを尽くして知識を深めていきたい」と述べている。

ブリラムから車で2時間のコンケーン出身のスリトライは、カートで国際的に成功し、2010年にフォーニュラ・ルノーのシングルシーターに転向。2011年のフォーミュラ・ピロタ中国シリーズで見事なシーズンを送り、2012年からIMSPによるアジアでのツーリングカーシリーズで3連覇した。今季も4連覇に向かっている。彼の起用は、若い才能をプロモートしていくカンポス・レーシングのポリシーによるものだ。チームメートのジョン・フィリッピとウーゴ・バレンテも、それぞれ20歳と23歳だ。

チアゴ・モンテイロは今週WTCCドイツラウンドが開催されるニュルブルクリンク・ノルトシュライフェのことを、「世界で最も学ぶのが難しいトラック」と称した。

ホンダのファクトリードライバーであるノルベルト・ミケリスは、チームがシトロエンとシーズンを通じて激しいバトルを繰り広げるだろうと予想している。

8位スタートから2勝を挙げ、モロッコラウンドのメインレースでポールポジションから勝利を収めたロブ・ハフだが、自身2度目となるドライバーズ選手権制覇については慎重な姿勢だ。

今月末にニュルブルクリンク・ノルトシュライフェで開催されるMAC3に向け、ホンダはいろいろな戦略を考慮している。

セバスティアン・ローブ・レーシングのエンジニアであるジャン=フィリップ・ニコラオは、チームにとって厳しい結果となったマラケシュでのレースに言い訳はないと述べた。

イヴァン・ミュラーは、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェのレースに臨む前に時間が必要だと認めている。