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ボルボとポールスターがWTCCに参戦

ボルボとポールスターがWTCCに参戦

13/10/2015 12:00

高級自動車ブランドのボルボが、傘下のポールスター・シアン・レーシングで2016年からWTCCに参戦することとなった。WTCCのプロモーターであるユーロスポーツ・イベンツが、複数年合意を明かしている。

今年、ポールスター・パフォーマンスABを買収したボルボと、ポールスターの公式パートナーであるシアン・レーシングの新たなチームは、2台のボルボS60ポールスターTC1でWTCCを戦い、中国やドイツ、日本、ロシアといった主要市場への訪問を含む世界的な選手権に参戦する。

ボルボはシトロエン、ホンダ、ラーダとともに、新世代のTC1で戦う。マシン製造はシボレーもサポートした。技術力を駆使し、パフォーマンスを向上させたTC1は、自動車メーカーのみならず、放送局や世界中のファンの間でも大ヒットとなっている。

ポールスター・シアン・レーシングは、2015年の残りをテストとS60ポールスターTC1の向上にあて、来季からのWTCC参戦に備える。ドライバーのラインナップは今後発表される。

FIAのジャン・トッド会長は、「WTCCの新たなマニュファクチャラーとしてボルボを歓迎できてうれしく思う。ツーリングカーとして著名で、技術と安全の双方と同じ名前であり、WTCC参戦に適したマニュファクチャラーだ。彼らの参戦は、WTCCの成熟ぶりと、TC1レギュレーションがマニュファクチャラーにとって魅力的であることの証明である。私は、ボルボとS60 TC1、そしてWTCCが一緒に素晴らしい成功を収められることを願っている」と語った。

ユーロスポーツ・イベンツのフランソワ・リベイロ代表は、「ボルボはツーリングカーレースにおいて大変な名門であり、世界的なプラットフォームとして選んでもらったWTCCにとって大変な名誉だ。優れたデザイン、シャシー、エンジンの真剣なマニュファクチャラーだ。ツーリングカーの最高峰に加わるポールスター・シアン・レーシングを歓迎する」と述べている。

リベイロ代表は「FIAがTC1レギュレーションを導入し、シトロエンが参戦したことで、短期間のうちに技術的・スポーツ的に水準が高まった。マニュファクチャラーたちはまったく恐れず、ラーダも完全にアプローチを変え、ホンダはさらなる向上を目指すようになった。今度はボルボがTC1マシンの製造とWTCCという挑戦に臨む。非常にハイレベルな競争におけるテストだ。レースにおけるボルボの象徴であるシアンブルーがWTCCに加わる」とつけ加えた。

ポールスターのモータースポーツ部門責任者であるアレクサンダー・ムルゼフスキ・シェドビン氏は、「WTCC参戦を発表でき、ポールスター・シアン・レーシングの我々全員にとって素晴らしい日となった。目標は一つ、スウェーデンに世界タイトルをもたらすことだ。我々はこれからの任務に敬意を払い、仕事に専念する。長期計画であり、冬の間に精力的にテストをしていく予定だ。それは、我々にとって初年度となる2016年のWTCCでも続けていく。すべてが学ぶ場となるだろう」と述べている。

2016年のWTCCは12ラウンドで開催。暫定日程は間もなく発表される。

シトロエン・レーシング代表のイヴス・マットンは、WTCC優勝4回のイヴァン・ミュラーが、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでも不運に見舞われ続けたことに同情している。

ノルベルト・ミケリスは、ホンダのチームメートであるチアゴ・モンテイロの健康こそが、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでの表彰台よりも大切だと述べた。

トム・チルトンがWTCCで2連覇中の王者ホセ・マリア・ロペスを称賛し、モータースポーツ界のレジェンドであるアイルトン・セナ氏と比較できると述べた。

ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでのメインレースは、ノルベルト・ミケリスとのバトルの末にホセ・マリア・ロペスが制し、ドイツラウンドで2連勝を飾った。

ファイナルラップでチアゴ・モンテイロとイヴァン・ミュラーがクラッシュするドラマティックな終わりを迎えたWTCCドイツラウンドのオープニングレースは、ホセ・マリア・ロペスの勝利に終わった。

ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでのMAC3は、ホンダがシトロエンを下した。