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2015年のWTCCのスケジュールが決定

2015年のWTCCのスケジュールが決定

03/12/2014 20:51

●WTCCのスターたちがニュルブルクリンク・ノルドシュライフェに挑戦 ●新たな4カ国での開催、シーズンの締めくくりはカタールでナイトレース ●3月から11月まで12週にわたって24レースを開催

FIFA世界ツーリングカー選手権は、2015年に向けて新たなスケジュールを組んだ。カタールのドーハで開催されたFIA世界モータースポーツカウンシルで承認されている。

2015年のWTCCは3月から11月までかけて12ラウンドを行う。2014年シーズンでは開催がなかった4つの地域が登場する。WTCCの世界的な魅力が増し、テレビ放映の機会も増えるだろう。

また、2015年はWTCCにとって初となるナイトレースもシーズン最後のカタールで開催予定。ドイツでは伝説のニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで開催される。WTCCのスターたちが、全長25キロの「グリーン・ヘル」に挑戦だ。

まずはWTCC王者ロペスが母国へ

これまでのWTCCの伝統は継承され、2015年シーズンは3月6日から8日まで、南米はアルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドで開幕を迎える。王者ホセ・マリア・ロペスにとって、母国のファンの前で王者として戦う機会だ。多くのファンが訪れるだろう。WTCCの各チームがプレシーズンの準備をしやすくするために、マシンと機材を空輸する調整が行われている。それらはその後、モロッコのマラケシュで開催される次戦に向けてアフリカへ船で送られる。

ベナーニはモロッコで輝けるか

6度目となるモロッコでのWTCC開催は、地元のエース、メフディ・ベナティアが注目を集めるだろう。2014年に初勝利を挙げたベナーニは、4月17日から19日まで、マラケシュ市内のストリートサーキットでホームのファンを喜ばせられるか。

ミケリスがハンガリーでWTCCでの優勝を目指す

マラケシュのストリートサーキットの次は、ハンガリーはブダペストのストリートサーキットだ。5月1日から3日まで、ハンガロリンクで2レースが開催される。地元のヒーローであるノルベルト・ミケリスは、2014年シーズンで4位。大勢の観客の注目を集めるスターとなるだろう。

WTCCがドイツ・ノルドシュライフェへ

2週間後の5月15日と16日、WTCCの英雄たちはおそらくシーズン最大の挑戦となるであろうドイツでの戦いに臨む。24時間レースで有名なニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで3周ずつの2レースが開催される。WTCCのプロモーターである『ユーロスポーツ・イベンツ』は「Wige Media」と力を合わせ、その知識と新たな映像技術をもって、特別なトラックでのレースの放送を目指す。WTCCのフランソワ・リベイロGMは、次のように話している。

「WTCCがドイツに戻るのは特別なことであり、ニュルブルクリンク24時間レースの一部としてノルドシュライフェでレースを行うことほど素晴らしいシナリオはない。ADACノルト・ラインや地元の運営組織の協力によって、観客やテレビ視聴者、パートナーの役に立つ知識をもたらすためにパートナーシップを組んだ。我々のテレビ放映は新たな特徴も備えており、素晴らしい環境において素晴らしい映像を届けるために、できるだけ低くヘリコプターを飛ばす。WTCCのニュルブルクリンクラウンドは、我々が各チームやドライバーに臨んでほしいと願った新たな挑戦だ」

ラーダのロシアへ

毎年恒例のロシア・モスクワレースウェーでの開催は、ラーダにとってWTCCでの能力をロシアのファンの前で示すための完璧な機会となっている。ロシアでの開催は6月5日から7日までだ。

WTCCがスロバキアの学生デーを経験

ロシアから戻る途中に、WTCCは6月19日から21日までスロバキアにとどまる。19には学生デー。スロバキア教育省との特別協力の一環として、WTCCが学生たちに扉を開く。欧州において一人あたりの台数を最も多く生産する国において、自動車産業における多様にわたる仕事を見出す機会となる。

シトロエンのローブとミュラーがフランスでの栄光を狙う

6月26日から28日までポールリカールで開催されるフランスラウンドでは、同国モータースポーツ界のレジェンド2人、セバスティアン・ローブとイヴァン・ミュラーが注目だ。ラリー王者に9度輝いたローブと、WTCCで何度かタイトルを獲得したミュラーが、シトロエンでフランスでのレースに臨む。シトロエンは2014年のマニュアファクチャラー選手権王者だ。ドライバーズ選手権もシトロエンのホセ・マリア・ロペスが制している。

ポルトガルはヴィラ・レアルで開催

ポルトガル北部のヴィラ・レアルで国際モーターレースが最後に開催されたのは、1931年のことだ。ポルトに戻ることができないと分かってから、WTCCは今後3年にわたってヴィラ・レアルで開催されることになった。速くてうねりのあるコースでは、7月10日から12日までレースが開催される。どのドライバーにとっても大変なレースとなるだろう。

日本ラウンドはもてぎに変更、情熱は変わらず

夏の中断期間でWTCCのマシンと機材はアジアへ。2015年のWTCCアジアシーズンは、日本で始まる。9月11日から13日までの開催。『ユーロスポーツ・イベンツ』とWTCCの日本のパートナー、モビリティランドが交渉し、WTCC日本ラウンドの舞台は鈴鹿からもてぎへと変更になった。首都東京により近い場での開催だ。ホンダのスタードライバーたちは、情熱的な観客たちの注目の的となるだろう。

中国ではスペクタクルなプラン

9月25日から27日までは、上海でWTCCと中国ツーリングカー選手権が開催。2015年の中国開催は上海のみ。2005年のスタートから初めてマカオでの開催もなくなった。フランソワ・リベイロGMはこう述べている。

「マカオグランプリは、WTCCがアジアでの最初のレースを味わう助けとなった。今度は、中国、日本、そしてタイだ。この場を借りて、2005年から我々を招いてくれたマカオグランプリの運営に感謝したい。WTCCはこの10年で成熟した。よって我々は、新たな市場、より良いテレビ放映スケジュールにつながる新たな地域、また資材を欧州により早く戻せる地域での開催を決定した」

WTCCにとって初の地域へ

10月30日から11月1日まではブリラムサーキットでの開催。初めてWTCCがタイで行われる。その後、各チームは欧州の拠点へ戻る。タイでのモータースポーツ人気は高まっており、多くの工場でマシンが生産されている。

WTCCにナイトレースが

2015年はWTCCにとって初となるナイトレースでの締めくくりとなる。カタールのロサイル国際サーキットで開催。WTCCの各チームとドライバーにとっては新たな挑戦だ。11月20日から22日まで開催されるカタールラウンドが、2015年のラストに。ナイトレースは世界中の放送局にとってより魅力的だろう。

2015年シーズンのWTCCの日程

第1ラウンド: アルゼンチン(テルマス・デ・リオ・オンド) 3月6~8日

第2ラウンド: モロッコ(ムーレイ・エル・ハッサン) 4月17~19日

第3ラウンド: ハンガリー(ハンガロリンク) 5月1~3日

第4ラウンド: ドイツ(ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ) 5月15~16日

第5ラウンド: ロシア(モータースポーツレースウェイ) 6月5~7日

第6ラウンド: スロバキア(スロバキアリンク) 6月19~21日

第7ラウンド: フランス(ポールリカール) 6月26~28日

第8ラウンド: ポルトガル(ヴィラ・レアル) 7月10~12日

第9ラウンド: 日本(もてぎ) 9月11~13日

第10ラウンド: 中国(上海) 9月25~27日

第11ラウンド: タイ(ブリラム) 10月30日~11月1日

第12ラウンド: カタール(ロサイル) 11月20~22日

 

2日にウィーンで開催されたFIA表彰式で、WTCCのトップドライバー3名が表彰された。シトロエンはマニュファクチャラーズ選手権優勝を表彰されている。

WTCCで3連覇を成し遂げたホセ・マリア・ロペスは、ウィーンでのFIAの授賞式を心待ちにしている。

先週のWTCC DHLカタールラウンドでメインレースを制したメフディ・ベナーニは、全力で臨んだことが勝利につながったと信じている。

WTCCのプロモーターであるユーロスポーツ・イベンツのフランソワ・リベイロ代表は、来季のタイトル争いはオープンになると述べた。

WTCCに戻ってきた今季の最終戦となった先週のカタールラウンドで、ジェームス・トンプソンはWTCCトロフィーの表彰台を手にした。

WTCC DHLカタールラウンドで表彰台に立ったテッド・ビョルクだが、ポールスター・シアン・レーシングにとって最悪なタイミングだったのかもしれない。