Back

News

ハンガリーラウンド、ラウンドアップと勝者のコメント

ハンガリーラウンド、ラウンドアップと勝者のコメント

03/05/2015 23:38

3日のMOLグループWTCCハンガリーラウンドは、地元の英雄ノルベルト・ミケリスが、レース2で勝利。ホンダ勢にとって2015年初勝利で、開幕から続いたシトロエン勢の独占に終止符を打った。

アップデートしたシビックWTCCを初めて投入したホンダ。ミケリスはリバースグリッドで得たポールポジションを生かし、3万5000人のファンの前で見事に勝利を収めた。ゼングー・モータースポーツのミケリスは、レース1でシトロエンをドライブするWTCC王者ホセ・マリア・ロペスが勝利したのに続くトロフィーだ。ロペスはレース1での勝利でタイトルレースのトップをキープ。WTCCは今月、伝説のニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで第7戦と第8戦が行われる。

レース1ではイヴァン・ミュラーとウーゴ・バレンテ、レース2ではトム・コロネルとトム・チルトンが、それぞれ表彰台の残る2席を手に入れた。バレンテとミケリスはヨコハマドライバーズ選手権でもそれぞれ勝利している。

レース1のラウンドアップ
3番手スタートだったロペスが、最初のコーナーでトップに立ち、最後のフラッグまでリードを保った。シトロエンのチームメートであるミュラーを破っての勝利だ。ポールポジションを取ったミュラーに続く2番手スタートだったカンポス・レーシングのバレンテは、見事な走りで3位フィニッシュ。マ・チンホワがチアゴ・モンテイロの激しい重圧に耐えて4位。モンテイロは5位でホンダ・シビックWTCC勢のトップだった。セバスティアン・ローブは最初のコーナーで膨れてしまい、時間をロスして6位フィニッシュ。チルトンが7位に入り、地元のミケリスが8位、ラーダのロブ・ハフが9位、コロネルがトップ10の最後に入った。コロネルは2015年に入って初のドライバーズポイントだ。

レース2のラウンドアップ
ミケリスにとってWTCCでの4勝目は、おそらく彼にとって最も重要な勝利となるだろう。故郷でポールポジションから圧倒的な勝利を収めたのだ。地元のファンは彼のあらゆる動きに熱狂した。ミケリスはまったくミスをせず、アップグレードしたホンダ・シビックWTCCをトップへと導いたのだ。ROALモータースポーツのシボレーRMLクルーズTC1をドライブしたコロネルとチルトンが2位と3位に入り、カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリング・カーチームのモンテイロが4位。ローブは第2コーナーでの衝突を無傷で乗り越え、5位でフィニッシュした。チームメートであり、WTCC王者のロペスは6位。ハフはあまり運に恵まれず、彼のラーダは1周目の終わりにアクシデントに遭い、リタイヤすることとなった。バレンテが8位、ミュラー、マ・チンホワ、グレゴワール・ドゥムースティエが9位と10位に続く。ジョン・フィリッピが11位、ステファノ・ダステが12位。ガブリエル・タルキーニはグラスゾーンに向かう厳しい出だしとなったが、そこから戻ると最速ラップも叩き出している。ハフのほか、ミハイル・コズロフスキーとメフディ・ベナーニもリタイヤした。

ヨコハマドライバーズ選手権、バレンテが初勝利
レース2で勝利したミケリスは、チルトンに4ポイント差をつけている。だが、フラストレーションのたまる週末となったベナーニは、インデペンデントレーサーのタイトルレースで後れを取った。ダステ、ドゥムースティエ、フィリッピもポイントを獲得している。

両レースの勝者のコメント
ホセ・マリア・ロペス:「この素晴らしい観客の前で初勝利を挙げることができたのは、すごく特別なことだ。スタートが大事になると分かっていた。ウーゴを抜きたかったんだ。選手権にとって重要だと分かっていたからね。でも正直、こうやってイヴァンも抜けるとはプラン外だった。とても良いファイトだったね。彼は4度王者になったドライバーで、僕は彼をまねようとしているんだ」。

ノルベルト・ミケリス:「この観客の前でレースを制覇できるなんて、僕はなんてラッキーな男なんだ。ただただ、素晴らしいよ。2012年に初めて勝ったときのことをよく覚えているけど、それ以上があるなんて思わなかった。この素晴らしいマシンをつくってくれるすべての人たちに感謝している。レース2はすべてがプランどおりだった。激しくプッシュし、集中を保ったよ。あまりミラーは見なかった。残り何周かも、あまりピットボードを見なかったよ。ただ、残り2ラップになったときに、フィニッシュに近づいていると分かった。それからはすごく興奮したよ」。

来季のWTCC開幕まで4カ月。4月9日にマラケシュで開催されるWTCCモロッコラウンドで期待できることはなんだろうか。

写真はFIA授賞式でシトロエン・レーシングのイヴス・マットン代表、WTCC王者ホセ・マリア・ロペス、2位イヴァン・ミュラーと一緒のモンテイロ。

FIA世界ラリークロスの王者マティアス・エクストロームは、2017年にWTCCが「ジョーカーラップ」を導入することに賛成している。

トム・チルトンが2017年のWTCCで目指すのは栄光のタイトルだ。セバスティアン・ローブ・レーシングとシトロエンCエリーゼWTCCで、イギリス人ドライバーとして3人目となる世界王者になることができると信じている。

イヴァン・ミュラーは、WTCCにマカオとモンツァが戻ってきたことを支持している。

ポールスター・シアン・レーシングは、最高の形で2016年のWTCCを終えた。テッド・ビョルクがボルボS60ポーツスターTC1で2レース連続表彰台を勝ち取り、ドライバーズ選手権で10位フィニッシュしたのだ。